人工大理石の黄ばみ・水垢・色落ち・包丁傷の再生方法
クリーニングでは対応できない人工大理石特有のトラブル。ここでしみ抜きと磨き職人の出番です。
黄ばみや包丁傷、色落ちなど今迄誰もが諦めていたこれらの症状が商機に変わります。
本コースではこれらの症状を美しく再生する研磨技術を学びます。
キズひとつない美しい仕上がり技術を受注価格に反映させましょう。
人工大理石の黄ばみと包丁傷の落とし方
人工大理石カウンター研磨
キッチンのワークトップやビル・商業施設のトイレの洗面カウンターに広く使われている人工大理石、ユニクロの会計カウンターにも使われています。材質は樹脂です、大理石の成分は一切入っていません。
天然大理石と比較すると人工大理石は柔らかく傷つきやすい性質があります。そのため、新築時には美しくまばゆい輝きを放っていた人工大理石も、経年につれ細かい生活キズや汚れによって、次第に光沢が失われていきます。白っぽい人工大理石では経年とともに黄ばみが目立つようになり、くすんで変色してくることがあります。
ハウスクリーニング職人や原状回復業者の皆様がよく遭遇するのが、キッチンカウンターをまな板代わりに使っていたために付いた無数の包丁キズとキズの中に浸みこんだ汚れです。これはクリーニングではお手上げの状態です。さらにその部分をゴシゴシ擦ったため、そこだけ微妙に色合いが変わってしまい、カウンター全体が斑になってしまっているケースでしょうか。
また、人工大理石はその性質から水回りに好んで使用されることが多いため、どうしても水垢が付きやすく、シミやサビ汚れに侵されがちです。バスタブにも使用されていますが水垢やスケールが固く堆積してしまいがちです。特に色の濃い製品では、水垢を落とそうと研磨剤入りナイロンタワシやクリームクレンザーを使用すると微妙な艶の違いを生じ、磨いた部分がうっすらと白くなるという欠点があります。
本コースではクリーニングでは落とせない程見栄えの悪くなった人工大理石を美しく蘇らせる研磨再生技術を学びます。
人工大理石の種類によって異なる磨き方
一口に人工大理石といっても成分や製造方法の異なるいくつかの種類があります。人工大理石研磨実習コースでは作業現場で多く遭遇する性質の異なる次の3種類の人工大理石を磨いていきます。
・アクリル系人工大理石
・メタクリル系人工大理石
・ポリエステル系人工大理石
それぞれ性質の異なる人工大理石を同じ道具で同じように磨いても同じ仕上がりにはなりません。容易に研磨できるものから、均一にきれいに仕上げるのがむつかしい種類のものまで教材は用意されていますので、これらを実際に研磨して攻略法を身に着けていきます。
クリーニングで落とすには限界のある症状
水垢で汚れた人工大理石トイレ手洗器研磨
- 黄ばみ、黒ずみ汚れ
- 水垢、スケールの堆積
- くすみ、ツヤ落ち
- 焦げあと
- サビ、シミ汚れ
- 擦り傷、包丁キズ
人工大理石によく起きる症状に上記のようなものがあります。これらの症状が出てしまうとクリーニングの技術ではお手上げ状態ではないでしょうか。
キズや汚れ具合に応じて粗い番手から細かい番手まで、数工程丁寧に磨くことで人工大理石本来の美しさと機能を復元させることができます。
本コースでは人工大理石を元の状態に復元させる研磨再生技術を学びます。
市販の人工大理石用研磨パットには限界がある
では、人工大理石を研磨するための砥材は何を使えばよいのでしょうか。ネットで検索するとさまざまな研磨パッドが紹介されています。中でもオーソドックでよく知られているのは「保水研磨パット」と「人工大理石・樹脂用パット」でしょうか。
しかし、「保水研磨パット」は表面の水垢汚れ程度は落とせますが、黄変や包丁キズには対応できません。また、「人工大理石・樹脂用パット」は一番荒い研磨目の「粗目」で研磨しても包丁傷などの深めの傷や黄変には対応できません。
いずれにしても、ポリエステル樹脂製人工大理石にはある程度の対応は期待できますが、アクリル樹脂製人工大理石、特に近年巷で流行しているメタクリル樹脂の人工大理石には、まったく歯が立ちません。【磨学校★みがっこう】の実践現場では、通常6~7工程研磨で仕上げることが一般的です。本コースで人工大理石の研磨技術を習得すると、小傷はもちろん、深い包丁傷も落として綺麗に再生することができるようになります。
本コースでは、人工大理石研磨のシビアな実践現場において、常に完璧な仕上がりを積み重ねてきた砥材を使って実習を行います。研磨最初の番手をどう選択するか、前の番手の研磨痕を落としきれずにやり直す時間のロスを防ぐにはどこに注意すればよいのかなど、実際に磨きながらの実習で人工大理石研磨技術を体得していきます。
さて、ライバルに仕上がりで明らかな差をつける100人力の砥材はどこで手に入るのでしょうか。特注品の高価な製品ではありません。6工程研磨して砥材の原価は数百円程度しかかからない安価ですがすばらしい製品です。ご安心ください、本コース受講生の皆様にはもちろん入手方法をお教えします。
研磨とシミ抜きで綺麗に再生
- 黄ばみや黒ずみは初めにシミを落とし、その後に研磨して再生します
- 水垢やスケールは薬品洗浄後に研磨して再生します
- くすみやツヤ落ちは丁寧に研磨して光沢を復元させます
- 擦り傷や包丁傷は粗い番手から研磨して再生します
- サビやシミ汚れはしみ抜きを行った後に研磨して再生します
【人工大理石研磨実習】コースでは、クリーニングの技術では対処の難しい人工大理石の劣化に伴うさまざまな症状に対応する再生技術を学びます。人工大理石を再生するには研磨技術と同時に、シミ抜き技術が必須となります。本コースで高いレベルの二つの技術を身に着けることができますので、受講した方はプレミアムサービスメニューとしての営業展開が可能となります。
人工大理石のシミ抜きができる方はとても少ないので、【磨学校★みがっこう】の本コースを受講しシミ抜き技術を習得したあなたは、十中八九のシミを除去できるようになります。そのため、同業他社に比べ大きなアドバンテージを得て営業を展開することができるでしょう。
傷だらけの人工大理石洗面カウンター研磨
特別な工具や高価な特注品は不要です。大丈夫です、どなたでもネット購入可能な市販品の組み合わせで十分に光り輝きます!【磨きマスタ】がこれまでの経験から得た手持ち工具と化学洗浄剤を駆使した人工大理石カウンター研磨再生工法のすべてをお教えします。
- 経験も専門知識も不要です!
- 実践で鍛え抜かれた現役の講師が分かるように丁寧に講習します
- 磨学校の講習スタイルは、セミナーや座学聴講、体験型講座ではありません
- 磨いて、磨いて、磨きぬくプライベートレッスン方式の実習講座です
受講資格
- 人工大理石研磨未経験者の方
- 人工大理石を磨くプロを目指す方
講習内容
- 研磨用工具・研磨材の選択と取り扱い方法講義
- アクリル系人工大理石の研磨実習
- メタクリル系人工大理石の研磨実習
- ポリエステル系人工大理石の研磨実習
- 光沢が上がらない場合の対処方法
- しみ抜き、サビ抜き施工講義
- 保護剤の選択と施工講義
- 面取り加工実習
- 割れ、欠けの補修講義
※講習者の方の習熟度合いによって講習内容を調整する場合があります。
※講習内容は実際の現場施工から蓄積された弊社独自のノウハウです。
※研磨実習に時間配分を優先させるため、只今「しみ抜き、サビ抜き施工講義」「面取り加工実習」「保護剤の選択と施工講義」「割れ、欠けの補修講義」の講習は中止しております。
習得目標
- 人工大理石カウンターの研磨再生技術
- 人工大理石のしみ抜き、サビ抜き再生技術
- 「人工大理石カウンター研磨再生」作業単体で付加価値を受注価格に反映した注文を受けられる仕上がり技術
人工大理石カウンター研磨
講習日数
1日 9時~17時
※講習時間は受講生の習熟度合いを考慮し講師の判断により前後する場合があります。
定員
- 2名
※同じ会社・グループで複数人同時受講希望の場合は別途ご相談ください。
講習料
176,000円160,000円
※各コースともプログラム内容は変更になる場合があります。
※各コースとも講習料は消費税込の金額です。
※講習料は生徒さん1人分の料金です。
※ただいま特別講習料金でお申込みいただけます。
特典
- 磨学校リニューアルオープン記念 受講後に成果確認シートを提出していただける方に①②③をセットでプレゼントします。
①人工大理石研磨用砥材6種
粗削り用番手から仕上げ用番手までの6工程研磨に使用します。
②人工大理石研磨剤1種
#3 仕上げ磨き光沢仕上げ
③人工大理石仕上げ研磨用バフ
人工大理石を効率よく、短時間で、安全に、美しく仕上げるためにはこの①②③の砥材セットは必須のアイテムとなります。
なお「習得目標」の研磨後写真は「①②」を使用した仕上がり状態です。