歩行キズやつやボケでくすんだ大理石フロアの磨き方

ハウスクリーニングやビルメンテナンスの範疇を超えた大理石のトラブル。ここで磨き職人の出番です。
歩行キズ、つやボケ、色落ちなど今迄誰もが諦めていた症状が商機に変わります。
本コースではこれらの症状を美しく再生する研磨技術を学びます。
キズひとつなく光り輝く美しい仕上がりの技術力を受注価格に反映させましょう。

経年劣化でつやボケして白茶けた大理石のフロアを研磨して差異性する方法
経年劣化でつやボケし白茶けた大理石フロア
深い歩行キズで劣化しつやボケした大理石フロアを研磨して再生する
深い歩行キズで劣化し色落ちした大理石フロア
フロアポリッシャーでテープ痕の残った大理石フロアを研磨して再生する技術を講習する磨学校
テープ痕の残った大理石フロア

フロアポリッシャーを使った大理石再研磨の方法

実習で研磨する大理石

Marble

フロアポリッシャーでネロマルキーナ(ネグロマルキーナ)を本磨きに仕上げる
ネロマルキーナ

大理石の中で最も研磨が難しくプロでも再生が困難な、黒い大理石「ネロマルキーナ」

フロアポリッシャーでグリジオカルニコを本磨きに仕上げる
 グリジオカルニコ

世界遺産に多くみられるシックで落ち着いた佇まいのグレー系大理石「グリジオカルニコ」

フロアポリッシャーでエンペラドールダークを本磨きに仕上げる
エンペラドールダークP

風格があり煌びやかな面持ちのあるスペインの茶色い大理石「エンペラドルダーク」

フロアポリッシャーでロッソアリカンテを本磨きに仕上げる
ロッソアリカンテP

スペインの国旗を思い起こさせる赤い大理石「ロッソアリカンテ」

フロアポリッシャーでマジョルカコルスタを本磨きに仕上げる
マジョルカコルスタ

気品の高い質感とベージュ系光沢No1大理石「マジョルカコルスタ」

フロアポリッシャーでボテチーノクラシコを本磨きに仕上げる
ボテチーノクラシコP

国内で目にする機会の多いベージュ系大理石「ボテチーノクラシコ」

フロアポリッシャーでアジャックスを本磨きに仕上げる
アジャックスP

赤、茶、灰色などの大きく流れる模様が特徴的なギリシャの白い大理石「アジャックス」

フロアポリッシャーでビアンコカラーラを本磨きに仕上げる
ビアンコカラーラP

イタリアで大理石の代名詞と言われる、白い大理石「ビアンコカララ」

日常的に存在する石材再研磨の需要

  • 住居玄関土間の大理石に深いキズが目立ち、くすんでツヤボケをおこしている。
  • 住居室内の大理石フロアにペットの尿しみができている
  • ビルエントランスの濃色系大理石が白っぽく斑になって光沢が薄れている。
  • ロビーの大理石フロアに塗布した樹脂ワックスが劣化し、白化や黒ずみが生じている
  • エントランスロビーの大理石床の経年劣化が目立ち見栄えが悪い。
  • レストランの大理石フロアに何かをこぼしたと思しきシミがありツヤボケをおこしている。
  • リビングの大理石床がペットの尿でツヤボケをおこしている。
  • マンションロビーの大理石フロアに嘔吐によるシミができている。

歩行きずによる劣化・つやボケの再研磨

深い歩行キズで荒れた玄関土間大理石フロア
フロアポリッシャーで深い歩行キズで荒れた玄関土間大理石フロアを研磨して再生する

嘔吐によるシミの再研磨

嘔吐シミの研磨による再生前
フロアポリッシャーによる嘔吐シミの研磨再生後

ハウスクリーニング業やビルメンテナンス業で活躍しておられる皆様は、こんな場面に遭遇したことが有ると思います。定期清掃で普段からお邪魔している現場であれば、オーナー様から「何とか綺麗にならないか!」と言われた経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

さてそんなリクエストを受けた時、皆様はどのような対応をなさっていますか?天然石のメンテナンス経験のない方であれば、「申し訳ないですが大理石には対応できません」とお断りしていませんか。そしてオーナー様にお願いされてネットで「大理石研磨業者」を探していませんか?

現在大理石メンテナンスを施工できる業者さんの数は限られており、需要と供給のバランスは取れていません。最近は分譲マンションの専有部、共用部の至る所に大理石が貼られています。また、以前からビルや商業施設、ホテルなどの宿泊施設のロビーやカウンター、トイレ、浴室などに大理石がふんだんに使用されていますが、大理石研磨のできる業者さんは独占に近い状態で受注できてきました。

そんな中、ごく身近に商売のネタがあるのに目を瞑ってこの対応を続けていくことは、残念ながら自ら商機を遠ざけていることになります。フロア大理石研磨実習コースで磨き技を学び、従来サービスとの相乗効果で付加価値を高め、収益機会を確実に手に入れませんか。この機会に

ネットで探す側から、探される側に変身

しては如何でしょうか。

良く見かける石種をとことん磨きます

大理石フロア研磨実習コースでは国内のビルや商業施設、ホテルなどで多く使われている代表的大理石を研磨します。異なる石種の大理石を同じフロアポリッシャー、同じダイヤモンドディスクを使って、同じように磨いても同じ仕上がりにはなりません。その理由は石種による硬さの違いや劣化具合の違いよって適切なダイヤモンドディスクの選択やウェイトのかけ方、番手ごとの時間のかけ方など磨き方のコツが異なるからです。

【磨学校みがっこう】の【大理石研磨(フロアポリッシャー)実習】コースでは比較的研磨が易しい白・ベージュ系はもちろん、光沢の復元が特に難しい、黒やグレー、茶系の濃色系大理石を徹底的に磨いていきます。と言っても白系大理石の研磨が簡単だという事ではありません。白系大理石の中で最もよく見かけるビアンコカラーラは、研磨後に表面が梨地とよばれる、梨の表面のような地肌になることがあります。スカッとした輝きになりにくくそう簡単には綺麗な輝きを放ってはくれません。

大理石のなかには鏡面にしやすいものとそうではないものがあります。ベージュ系を磨いて「光った!」と喜んでもプロへの道ははるか彼方です。どの大理石の石種でも同じクオリティの輝きを取り戻せるかどうかが問われます。プロでも敬遠しがちな再生の難しい大理石をとことん磨いて、再び美しいツヤを取り戻すことに挑戦していきます。


フロアポリッシャーによる色落ちした大理石の再研磨

大理石ロッソアリカンテのフロアポリッシャーを使った研磨前のくすんで色落ちした状態
大理石ロッソアリカンテをフロアポリッシャーを使い再研磨した後の光沢の復元した状態

ダイヤモンド工法による大理石再研磨のコツ

更に、フロア大理石再研磨はカウンター大理石とは異なる様々なコツが必要となります。大理石研磨を覚えようと考えている方のイメージは、ポリッシャーにダイヤモンドディスクを複数枚装着して床を研磨するイメージだと思います。ところが、実際に14㌅や16㌅の床洗浄用ポリッシャーで大理石フロアタイルを磨いてみると気づくのですが、これがなかなか美しく綺麗には磨きあがらないのです。どうもスカッといかない、何かが違う仕上がりになってしまうのです。

大理石研磨フロアポリッシャー実習コースでは、フロア大理石を再研磨して美しく復元させるのに必要な、様々なテクニックを数多く学びます。

フロアポリッシャーを使ったロビー大理石フロアの再研磨

フロアポリッシャーを使って大理石エントランスを再研磨中
フロアポリッシャーを使用して大理石エントランスを再研磨した後の光沢感

フロアポリッシャーの操作方法

綺麗な仕上がりの決め手になる一つの重要な要素が「フロアポリッシャーの動かし方」です。ハウスクリーニングやビルメン出身のフロアポリッシャー経験者の方が、以外にも苦戦するのがこれです。床洗浄用の動かし方を体が覚えており、今まで無意識に操作していたポリシャーの操作方法が大理石研磨では仇になりやすいのです。本コースでは劣化しくすんだ大理石フロアを再び美しく光り輝かせる際にポイントとなる、床洗浄とは異なるフロアポリッシャー操作方法のコツを学びます。

あなたのこれからの大理石研磨の実践シーンで起きるであろう未体験石種や失敗への恐怖心にどうやって打ち勝つのか。どんな石種の大理石に出会っても自信をもって向き合えるよう、多くの代表的石種を時間のある限り体験します。特別な工具や高価な特注品は不要です。大丈夫です、どなたでもネット購入可能な市販品の組み合わせで十分に光り輝きます!【磨きマスタ】がこれまでの経験から得たフロアポリッシャーを使った大理石再研磨工法のすべてをお教えします。

リッページの対処方法

ポリッシャーの扱い方のほかに、大理石再研磨時の仕上がりに影響を及ぼすのがリッページの存在です。フロア大理石を貼りつける際に隣の大理石との間に高さの段差が生じてしまうことがあり、1㎜程度の段差はたまに遭遇します。事前の現場調査の際にリッページの存在と周辺の状態を確実に確認しておく必要があります。

これを怠ると再研磨後の仕上がりが悪くなるだけでなく、作業時間や資材費などの費用面に悪影響を及ぼしかねません。段差部分は破損しやすいため割れたり欠けたりしていることが有ります。この状態を見逃して作業に入ってしまうと、欠けた石の欠片をダイヤモンドディスクが巻き込んでしまい、自ら新たな深い傷を多数つけてしまいかねません。

1㎜以上の段差処理を行わず、リッページを残したままの大理石フロアを均一に美しく仕上げるのは至難の業です。リッページを除去せず再研磨したケースでは、広い面積のフロアほどよく目立ちますが、光源の近いリビング床や玄関土間など狭い場所でも仕上がりの悪さが際立って目立ってしまいます。

深いリッページ除去にはフロアポリッシャー以外の工具を使う場合や、レジンダイヤモンドディスクを使わないで研磨する方法など、段差の状態や大理石の種類に合わせた適切な工法を使い分ける必要があります。

本コースでは「なに、これ?まだらになってる、やり直し!」とクレームに繋がるのを防ぐ考え方とリッページ除去工法を学びます。

切れ味抜群の大理石研磨専用機

床洗浄用のフロアポリッシャーにダイヤモンドディスクを装着し、大理石研磨用の工法を駆使して研磨すれば光沢の復元は可能ですが、【大理石研磨(フロアポリッシャー)実習】コースではさらに大理石研磨専用機を使った研磨実習を行います。

この大理石研磨専用機はフロアポリッシャーとは異なる考え方で作られています。作業時間の短縮と仕上がりの美しさを兼ね備え、効率的に光沢の復元を可能とする優れた機能を有した機械です。

  • 経験も専門知識も不要です!
  • 実践で鍛え抜かれた現役の講師が分かるように丁寧に講習します。
  • 磨学校の講習スタイルは、セミナーや座学聴講、体験型講座ではありません
  • 磨いて、磨いて、磨きぬく、プライベートレッスン方式の実習講座です

受講資格

  • 大理石フロア研磨未経験者の方
  • 大理石フロアメンテナンスのプロを目指す方
  • 洗浄用フロアポリッシャー操作経験者の方
    ※ポリッシャー操作未経験の方は本コース受講に先立ちポリッシャー操作実習を受けて頂きます。事前にご相談ください。

講習内容

  • ダイヤモンド工法による大理石フロア再研磨の考え方講義
  • 研磨用工具・研磨剤の選択と取り扱い方法講義
  • 石種に合った大理石専用ダイヤモンドディスクの選択講義
  • 床洗浄用フロアポリッシャーを使った研磨実習
  • 大理石研磨専用ポリッシャーを使った研磨実習
  • 国内建築物で人気の高い数種類の大理石研磨実習
  • ツヤ戻しが難しい濃色系大理石の研磨実習
  • 状況に応じた適切な保護剤選択の施工講義

※数種類の代表的石種が用意されています。詳しくはこちら⇒
※講習者の方の習熟度合いによって大理石の種類、講習内容を調整する場合があります。
※講習内容は実際の現場施工から蓄積された弊社独自のノウハウです。

習得目標

  • 石種の個性を知り石種毎に異なる研磨技術を体得する
  • 大理石の水磨き仕上げ、本磨き仕上げ技術
  • 状況に応じた研磨機を使いこなす技術
  • メーカー別・シリーズ別ダイヤモンドディスクの使い分け技術
  • 「大理石フロア研磨」作業単体で付加価値を受注価格に反映した注文を受けられる仕上がりレベル

大理石フロア研磨前
大理石フロア研磨前
フロアポリッシャーによる大理石フロア再研磨後

講習日数

  • 1日 9時~17時
    ※講習時間は受講生の習熟度合いを考慮し講師の判断により前後する場合があります。

定員

  • 1名
     ※同じ会社・グループで複数人同時受講希望の場合は別途ご相談ください。

講習料

  • 330,000円 300,000円

※各コースともプログラム内容は変更になる場合があります。
※各コースとも講習料は消費税込の金額です。
※講習料は生徒さん1人分の料金です。
※ただいま特別講習料金でお申込みいただけます。

磨学校みがっこうのご案内

包丁でキズつき水垢で汚れたオールステンレスキッチンを研磨して再生する技術を講習する磨学校
磨学校概要

経年劣化した住宅・建築設備を解体廃棄せず再生する、高付加価値技術者を養成する専門スクール【磨学校】概要

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